Event: 第22回 疏開リトリート

10月
05

疏開(ショカイ)リトリートは、三輪精舎にて春と秋の年二回開かれます。

リトリートでは、朝晩の勤行、法話、座禅、座談会、庭作業、声明習礼(お勤めの練習)が行われます。

この疏開という言葉の「疏」は「流す」、「開」は「開く」ということを意味します。浄土真宗中興の祖である蓮如上人の「信心の溝浚え」という有名なお言葉の通りに、私たちの心の溝を掃除し、阿弥陀佛の法水が自由に流れるようにすることを目的とします。

この疏開リトリートの座禅を除く他の活動では、他宗派で行われている一般的なリトリートと違って、物理的な静寂ということを強調しません。むしろ、信仰体験を深めていくために、参加者同士が精神的な交流の時間を持ちます。蓮如上人が言われるように、参加者各自は「ものを言って」(発言をして)思慮深いブループの中で、率直に自分の考えや感じていることを共有します。

他に対して話すこと、他の言うことを聞くことは、自分自身の自己中心性との対立、またはその自己中心の世界から離れることを可能にします。勇気も必要です。チャレンジしようという勇気が必要です。他の参加者は、私たちを照らす鏡となって働いてくれます。自覚に続いて自意識の城壁が壊れた時、私たちの存在に入り混み私たちを満たしてくれる光に対して、自分自身を開放するでしょう。 (佐藤顕明師の言)

一般的に、自己の考えや感情をこのようなリトリートにおいて他人と共有するには時間を有すると考えられます。それゆえ、あなたが疏開リトリートに初参加する場合は、あなたが三輪精舎の他の活動に参加済みで、既にこのコミュニティーに親しんでいることが望ましく思われます。